脳は使わないと老化します。
それはどの臓器でも一緒です。
記憶力は適切に使い続ければ、
年齢を重ねても強化可能であると言われています。
しかし、特に大事なのは:
新しいものにチャレンジすること
同じものを違う視点から見る
多様なものを見て違いを考えること
と言われています。
これにより既存の神経回路同士がつながって
新しい神経回路ができるのです。
歳を重ねるほど神経回路は太く強固になりますので、
太い神経回路同士をひもづける事ができれば、
新しい視点、新しい知識、新しい知恵として
インストールされるのです。
なので、歳を重ねて記憶力が落ちていると感じる場合、
それは今までのやり方、大抵は同じ情報に
何回も暴露されて神経回路を作る方法によることが多いのです。
そうではなく、視点を変える、他の方法で試して見る、
既存の知識との共通点を探す、似たような知識と異なる点を見る、
などなどを行うと、知識が定着しやすくなります。
そしてそれらをより強くひもづけるのには
ストーリーを作るのが一番効率がいいです。
10歳以降、単純記憶から論理記憶にシステムが変わると、
人間はエピソード記憶という、ストーリーでものを捉える
方法がより適するようになるからです。
では、今日も新しい何かを探して、それは
古いものを違った見方で見てもいいし、
全く知らない何かを求めてもいいし、
脳が頑張って働いているのを感じることができるような
何かを求めてみてください。